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日系農協幹部を養成へ=JICAが研修に招く

7月3日(土)

  JICAの平成十六年度(集団)日系農協幹部養成研修コースが十二日から約一カ月間、海外日系人協会を受け入れ機関にして実施され、サンパウロ管内から、長谷川和人ロベルト・パルマス市農業組合会長(37)、木村学マウロ・ポンタ・グロッサ農業協同組合理事長(37)、神宮幸重エジソン・コスパール農業協同組合理事(42)が参加する。訪日前のオリエンテーションが六月三十日午後二時から、JICAサンパウロ支所であった。
 この研修は中南米諸国で日系農協の指導的役割を担う人材を育成するのが目的で、今年が三年目。期間中、農協組織や物流展開などについて、講義を受けるほか、東京卸売り市場、JA網走オホーツクなどを視察する。
 ブラジルからはほかに、ベレーン管内の坂口渡フランシスコ・トメアスー組合農業共同組合理事長(44)が参加。中南米全体では、ブラジルを含め、パラグアイ、キューバ、ボリヴィアから計十人が日本に向かう。
 木村さんは「父祖の国の文化に触れ、組織の維持管理システムや哲学をみてみたい」。神宮さんは「農協の機能を学びたい」。長谷川さんは「日本の農協は、しっかりしていると聞いています」と抱負を語った。 研修員OBのハマダ・エーリオさん(イビウーナ)は「日本とブラジルでは、農協のシステムや政府支援の在り方が異なっていた」と印象を述べていた。

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