ホーム | 日系社会ニュース | サンパウロ市議会、沖縄県人2人を顕彰 名誉市民権山城勇さん、文化功労章浦崎直秀さん 「県人会活動」「沖縄芸能普及」に貢献大

サンパウロ市議会、沖縄県人2人を顕彰 名誉市民権山城勇さん、文化功労章浦崎直秀さん 「県人会活動」「沖縄芸能普及」に貢献大

7月31日(土)

  サンパウロ市議会が沖縄県人会員二人を顕彰――。沖縄県人会の山城勇評議委員会会長(75)はサンパウロ市名誉市民権を、浦崎直秀常任理事(74)は文化功労章をそれぞれ受章。八月六日午後七時半よりサンパウロ市議会議事堂で授与式が行なわれる。
 山城さんは、長年に渡って県人会活動に大きく貢献してきた。沖縄県人でサンパウロ市名誉市民権を受章するのは九四年の上原武夫さんに次いで二人目。
 一九五八年、第四次産業開発青年隊員として単身来伯。第四代青年隊会長として、中心的役割を果たした。七〇年頃、青年隊が在伯沖縄青年協会を結成。
 隊員の移民生活の実態調査では代表として奔走した。また、隊員の子弟や二世を集めた野球やスポーツ競技、家族慰安運動会を開催。青年隊の活発な活動は県人会も認めるところとなった。
 七五年から理事として県人会活動にも参加。山城さんら若い世代が当時の県人会に新しい風を吹きこんだ。以来三十年間県人会に関わっている。
 「島国育ちで同志意識が強いのが沖縄県人の強み。他県より長く県人会活動が続いていくはず」と太鼓判を押す。
 八七年~九〇年、第十二代同県人会会長。九二年~九七年、沖縄文化センター理事長。現在、評議委員会会長とサント・アンドレー支部顧問を兼任。
 受章にあたって山城さんは「ワシには全然当てはまるものではないが、感激です」と話し、受章を〃アメ〃ではなく〃ムチ〃と捉えて、今後も現役として活躍する。
 浦崎さんは、長年にわたって琉球舞踊、沖縄芝居、琉球国祭り太鼓を率いてブラジル社会に琉球芸能を根付かせた。
 十七歳から琉球舞踊や沖縄芝居を始め、一九五七年にボリビア、六一年にブラジルへ移住。約五十年間、琉球芸能の指導にあたり、普及・発展に努めてきた。特に、九三年浦崎さんが沖縄県から導入した琉球国祭り太鼓は、県人会内外のイベントから引っ張りだこだ。
 浦崎さんは今回の受章について「うれしいことはうれしいが、はて特別何もしてない俺がなんでもらうのか」と謙遜気味だったが、今後の活動については「ウチナンチュのため、皆さんのためにいろんなことを、できるまでやります」と意欲を見せた

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