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大豆食キャンペーン大きく前進=日本祭りで躍動農協婦人部=誉めてもらえる喜び=確かな手応え「来年」に意欲

8月5日(木)

  「今年はADESC(ブラジル農協婦人部連合会)が最高の場所を提供していただき、大豆食キャンペーンが大きく前進しました。準備した大豆と加工食品の量が十分でなく、一部のお客さまのご期待に応えることができなかったことが残念ですが、来年もオバサン達のパワーをもっとアピールしたいです」―バルジェン・グランデ・パウリスタの内海千代美さんの感想だ。約四十五万人が来場したというブラジル日本都道府県人会連合会(県連)主催の第七回日本祭りが終わって、一週間が過ぎた八月二日、ADESC会員から数通の感想文が寄せられた。
 サンパウロ市から二百三十キロ離れているカッポン・ボニートの新谷幸子さんは「私たちが日本祭りに参加するのは、今年で二回目でした。昨年の経験から、私たちは一年かけておいしい豆腐を作る勉強を重ねてきましたので、自信の持てるものができました。材料はカッポン・ボニートの土地で採れた大豆を使いました。多くのブラジル人が試食をして、おいしい!と言ってくださいました。誉めていただくことは作る者の喜びです。私たちは遠いので、経費に足が出ますが、大勢のお客さんに大豆食品がおいしいことを知っていただくだけでも参加する価値があると思いました」と喜びを述べている。
 ジャカレイの玉腰豊子さんは「弓場農場が作ってくださった見事なでき栄えのバラッカはメーザの高さが丁度で、子供たちにも展示品がよく見えたので、とても好評でした。今年は大豆そのものを求めるお客さんが増えたこともキャンペーンの成果でしょう。自家製の納豆や豆腐や味噌などが早い時間に売れてしまったので、来年は倍に増やす必要がありそうです。さらに、昨年はパラグァイの婦人部の皆さんと、今年はアルゼンチンの皆さんとの交流ができ、素晴らしい毎日でした」と来年を見据えた感想を寄せている。
 初めて登場した〃おから入りパン〃や〃きなこ入りカリントウ〃なども好評で完売だった。来年は大豆で作る日本祭り「特産」お土産を出そう、との話が会員の間ですでに浮上しているようだ。多分、ADESC特産、になるのであろう。
 昨年からの常連客が多かった(栖山マリーナさん談)ことも大きな刺激となったようだ。初めて参加したという三世女性は「この祭りは日系コロニアの大事なエベントだから続けなければならないと痛感しました。県人会の皆様はもう年を取っている。早く私たちにパッサしないと…」と来年は若い世代の参加を予見させる感想を述べている。「今から来年の参加を楽しみにしています」というレジストロの滝井孝子さんの感想が、農協婦人部連合会の意欲を代弁している、と言っても過言ではないようだ。
 「今年も大豆食キャンペーンを盛り上げるために会員の皆さんが工夫を重ねながらいろいろと(大豆食)を作ってきてくださった。それに、県連の中沢さまや田畑さまたちから献身的な後押しをいただいた。感謝の一言でございます」という上芝原初美会長の言葉がADESC会員の本音であろう。女性たちの躍動がコロニアの未来にひとすじの明るい灯をともしていることは間違いない。

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