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エタノール輸出に期待=サンパウロ州知事会議所で講演

8月20日(金)

 【サンパウロ十八日時事】ブラジルのアウキミン・サンパウロ州知事は十八日、ブラジル日本商工会議所の会合で講演し、同国が生産・輸出に力を入れている燃料用エタノールのガソリンに対する優位性を強調するとともに、日本への輸出に期待を示した。
 同知事は「アルコールはガソリンの半値で、大気汚染を軽減できる」と経済・環境面でのメリットを強調した上で、「日本はガソリンに三%までアルコールを加えてよいという法が成立しており、市場に大きな関心がある」と指摘。その上で、「サンパウロ州は(エタノールの原料である)サトウキビのブラジル最大の産地。日本に持続的に供給する用意がある」と述べた。
 一方、進出日本企業の懸案となっている複雑かつ高率な税制について、同州は州税減税に努めていると強調。「高い税率はヤミ経済の振興を招き、正規経済の妨げとなる」として、さらなる努力を続ける方針を示した。同国の労働者保護が行き過ぎており、進出の妨げとなっているとの指摘に対しては「労働改革は国の発展に欠かせない。労働法改正が絶対に必要だ」としながらも、所管は連邦政府だとかわした。

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