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イタプア移住地30周年=客達に温かいもてなし

9月11日(土)

 [ポルトアレグレ]イタプア移住地入植三十周年記念祭が、去る八月十四日、同地で催された。晴天に恵まれた。参会者たちは、コロニア婦人会、青年部のあたたかいもてなしを受けた。
 府内忠夫記念祭委員長は、コロニア入植経緯の説明のなかで、故道田荒夫氏ら四氏の名を挙げ、功績を讃えた。先人たちは、同移住地が湿地性土壌ゆえに入植初期、苦労を強いられた。今日、実りの多い大地である。府内氏は三十年を振り返り、開拓の日々を共にした先人、仲間、家族に感謝し、さらなる発展を祈願した。
 木村領事ら来賓の祝辞後、記念の昼食会。婦人会、青年会がごちそうを振る舞った。寿司、紅白大福餅、シュラスコ、とれたての野菜が食卓を彩った。

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