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後沢博士の記念碑に=「山は削れる」の言葉刻む

9月17日(金)

 [既報関連]サンタカタリーナ州サンジョアキン市のサンジョアキン文化体育協会(佐藤ラウロ会長)は、去る七月末、「りんごの里」入植三十周年を祝った。同祭で恩人・後沢憲志農学博士の遺徳を偲び、「後沢憲志章」を制定、三人の元知事と栽培の先駆者三人に同章を贈り、顕彰した。
 近く、後沢憲志記念碑が建立され、イナウグラソンが行われるが、碑の制作者は日系政治家で、彫刻家のエルソン・キヨタカ(清貴)オオツキ(大槻)さんである。同氏には、これまでやはりりんご栽培に貢献したペドロ・デ・アウカンタラ・リベイロ氏の碑(りんごの断面に顔の像がある)はじめいくつかの作品がある。
 後沢博士の碑には博士の言葉「石は除けれる、山は削れる、気候は人間の力では変えられぬ」が刻まれるという。言葉は、石山の寒冷地(サンジョアキン)にかじりつき、りんご栽培を成功させた篤農家たちの苦労を語ったものだ。
 大槻さんの叔父、鈴木達夫さんによれば、大槻家は旧仙台藩の由緒ある家系だという。

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