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相撲」新局面へ=SESCで大会と展示

9月30日(木)

 相撲のイメージを変える――。国技相撲の世界を広く伝えるイベント「相撲、新たな視線」が、二十七日午後八時よりSESCコンソラソンで開会。非日系人が多く集う場、しかも会場二階に土俵を作ってしまう奇抜さに関係者は驚きの声をあげている。
 開会式には約二百五十人が足を運び、会場に展示された写真や化粧回しなどを眺めていた。また和太鼓グループ「ひまわり」が勇壮な音色を響かせると大きな拍手が送られた。
 ブラジル相撲連盟の若者が中心となって準備を進めた同イベント。当初は相撲大会開催のみを計画していたが和太鼓、茶道なども併せて紹介、展示会も開くことで、日本文化の一つとしての相撲をより広く深くブラジル人に伝えようとするイベントとなった。
 黒田吉信実行委員長は「テレビで見ているのとは違う。力士はただ太っているだけでなく、強くて速いと知ってもらいたい。ブラジル人にも、見る側でなくやる側として参加してもらいたい」と抱負を語る。
 会場二階の体育館にサント・アマーロから運んだ赤土を固めて作った土俵が完成。SESCスポーツ担当アイルトン・オリヴェイラさんは「どこのSESCも経験したことのない変わったイベントに挑戦したかった。ブラジルで九十五年の歴史を持つ相撲をスポーツ担当として紹介したい」と意欲を見せている。
 二十八日から三十日までは相撲の特別指導。十月二日は午前八時から全伯相撲大会。

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