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サンパウロ市=邦人企業に脅迫電話=「役員を襲う殺す」

10月19日(火)

 PCC(首都第一コマンド)幹部を知っていると名乗るブラジル人男が十四日、「お前の会社役員の写真をもっている。二千レアル払わなければ役員を襲う」などと邦人企業をゆすっていたことが十八日サンパウロ総領事館の発表で分かった。
 同総領事館によると、十四日正午ごろ、この企業に電話があった。男は「警察に連絡したら役員を殺す」と脅迫。対応した職員が「私からは答えられない」と答えると、「一千レアルでもいいから支払え。また午後二時三十分に電話する」。結局その後連絡はなく、未遂に終わった。
 これを受けて総領事館は十八日、サンパウロ市内の邦人企業に防犯対策便りを配布。その中で、「サンパウロでは同様の事件が頻発しているが、ほとんどがはったりなのですぐに信用して金銭を支払わないよう」注意を呼びかけた。
 こうした事件の対応策として、相手がどの程度の事実をつかんでいるのかを聞き出し、相手の話の確度を確かめる▽社員らの本当の氏名や住所を知っているときには、危険性が高いため警察に連絡し、保護を求める▽脅しが嘘である可能性の高い場合は、警察に連絡すると毅然とした態度を示す▽電話にはナンバーディスプレイ及び録音装置を取り付けておく▽嘘の電話と判断したら、当分の間は出・退社時には十分警戒するよう、社員に徹底する――などを挙げた。

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