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猪木さん 森林保護に闘志=アマゾンで興業後語る

10月26日(火)

 「環境問題に関心があっても、それに対しどうしたらいいのか分からない若者を喚起したい」と語るのは、プロレスラーのアントニオ猪木(本名・猪木寛至)さん。
 今回で三度目となる、アマゾン河の上に特設されたリングで戦う「ジャングル・ファイト」をマナウスで開催した後、来聖した。
 これはアマゾナス州の政府が、同州の環境親善大使である猪木さんに依頼して行っているもので、アマゾンの原生林保護活動を日本の方からも支援することが目的だ。
 昨年九月の第一回大会の反響が大きかったため、第二回大会からは衛生テレビを通して日本へも大会の様子が配信されている。今大会にはブラジル、アメリカ、ヨーロッパ、日本から十八人のレスラーが参加し九つの熱戦を繰り広げた。
 イベントを通して、植樹活動や募金活動も行われ、「ファンには(活動の主旨を)理解してもらっていると思う」と猪木さん。猪木ファンを中心に、アマゾンの森林保護への関心が、日本でも高まっている。

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