ホーム | コラム | 樹海 | コラム 樹海

コラム 樹海

 地震・雷・神・親父というが、日本は地震の巣の上にあるような国である。関東大震災は国が潰れてしまいそうな被害が出たり近くは阪神淡路大震災の記憶が新しい。あの地震が発生したの第一報が入ったときには、まさか五千数百人もの犠牲者が出るとは思わないしビルが崩れ家屋が軒並み崩壊するの災害が発生するとは考えもしない、この「甘え」が大変な間違いであった▼そこへ今度は新潟県の「小千谷」やニシキゴイの「山古志」など中越を襲い痛め付ける地震が起こった。今のところ死者は二十六人だが、十万人以上の人々が避難し飲料水と食べ物の不足に悲鳴を上げているそうだ。地震の怖さはあの「揺れ」であるが、新潟地震の瞬間的な揺れは阪神大震災を超える酷さだったという。阪神が818ガルだったのに1500ガルを記録という最大級の揺れだった▼これほどの大地震だったのに人的な犠牲が少なかったのは自衛隊などの救援活動が素晴らしかったことを物語っている。ニシキゴイで知られる山古志村は全く孤立してしまい避難指令が出たが、このときにも自衛隊ヘリが搬送に活躍しているし被災地の救援にも駆けつけている。東京などからの救援も素早かったし自治体の協力も目立った▼それでも―乗客151人は無事だったものの上越新幹線の脱線が起こり新しい課題を突き付けた。新幹線が誕生して四十年の歴史で初めてのことであり関係者の顔を曇らせたけれども、こうした難問の解決も急ぎたいし、地元の復興を祈ることしきりである。     (遯)

04/10/26

image_print

こちらの記事もどうぞ