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西本願寺=仏教婦人会50年祝う=「これからも盛り立てて」

10月27日(水)

 サンパウロ市仏教婦人会(持田明子会長)の創立五十周年慶讃法要や記念式典などが二十三日午前十時から、浄土真宗本派本願寺(西本願寺)の南米開教本部ブラジル別院で厳かに行われた。
 四十四支部ある婦人会から、遠くはロンドリーナなど約二十支部三百五十人が参集した。サンパウロ市仏教婦人会には現在、百十人の会員がいるが、全盛期には百五十人を数えた。
 全員が正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)を唱和し、前方に設えられた祭壇で順々に焼香する。紙の花びらのような華葩(けは)を僧侶がばらまく。その昔、仏陀が歩く道に花びらを撒いた故事にちなむ。お香の匂いが立ち込めるなか、読経が流れた。
 渡邊博文輪番は「おめでとうございます。お寺は、一緒に笑い、泣き、喜び、悲しみあう場所であってほしい」と祝辞を贈り、恩徳讃を全員で合唱した。
 十一時からは記念式典が行われ、長年婦人会役員を務めた十六人と、貢献者八人に表彰状や記念品が贈られた。
 松峯慈晄賛事長は「南米教団が生きていく道は、皆さんにかかっている。今まで以上にご協力をしていだだきたい」と語った。
 会長を五期(十年)務めた持田さんは「私たちが入会した頃は三十代、四十代だったが、今は八十代に。ポ語の経文にも取り組んでおり、少しずつ若い人が入会している。難しい時代になりました」と述べた。
 その後、シルビア大講堂に場所を移し、次々に出てくる、仕出屋のご馳走に舌鼓を打った。
 サンパウロ市の藤井ハギエさん(87、北海道)は「本当にありがたい。今までと同じ気持ちでがんばりたい」と語った。瑞穂村の出席者は「五十年続くというのは素晴らしい歴史」と賛辞を述べた。
 吉瀬弘子さん(65、東京)は「お寺をこれからも盛り立てて行かなくては」と決意を新たにした。最後は会館二階サロンで演芸会となり、楽しい一日を過ごした。

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