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東西南北

11月6日(土)

 機関銃や短銃で武装した六人組の男が四日午後、サンパウロ市西部アルト・デ・ピニェイロス区のショッピングセンター、ヴィラロボス内にあるイタウ銀行に押し入った。強盗らは銀行の金庫を開けるよう要求したが、鍵がなかったため行内の現金五百レアルを奪って駐車場から二台の車で逃亡。同ショッピングでは初めての強盗事件で、けが人はなかった。
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 六十日間も滞っているサンパウロ市の支払いが原因で、路上清掃を請け負う会社は通行量の多い道路を除き、清掃作業の削減を余儀なくされている。一週間に一度が二週間に一度というぐあいだ。現在職員の半数に当たる約六千五百人が休暇を取らされている。支払いは五月以降滞っていたが、選挙が終わるまで不平をこらえていたという。来年初めには解決するとのことだが…。
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 廃止となった大学教育国家試験(プロヴォン)に代わる、第一回目の全国学生能力評価試験(Enade)が七日午後に実施される。試験は一般教養十題と専門三十題で構成され、受験者の分析、総合、批判、推理力と問題解決能力が評価の対象となる。受験者がくじで選抜される点もプロヴォンとの大きなちがいとなっている。
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 今年後半に整備されたバス専用車線(パッサ・ラッピド)に進入した自動車は、七日以降取り締まりの対象となる。対象路線はイナジャール/リオブランコ/セントロ、イタペセリッカ/ジョアン・ディアス/セントロ、ジャルジン・アンジェラ/グアラピランガ/サントアマーロの三路線。十五日以降さらに三路線が新たな対象に。違反した運転手には罰金百二十七・六九レアルとポイント五点減点の行政処分。

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