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■ひとマチ点描■ブラジル人中心の沖縄空手

11月10日(水)

 弟子の上体にグッと力を入れさせ、与那嶺範士が後ろわき腹を正拳突きしたり=写真=、股関節を下から突き上げたりと、見るからに痛そう…。誇り高い表情で、それに耐えるブラジル人たち。三戦(さんちん)という沖縄空手、伝統の鍛錬法だ。
 六日に沖縄県人会ビラ・カロン支部(知花良治支部長)が開催した第二回オキナワ祭りでは、沖縄剛柔流明武館(与那嶺育則南米本部長)の生徒百三十人が、一斉に型の演舞を披露し、会場から大きな拍手を浴びた。
 一部の弟子により、約三メートルの角棒を胸や腿部に殴りつけて割る芸当が披露され、拍手と共にどよめきが湧いた。
 「人間、裕福になると、厳しい訓練に耐えられなくなるんですね」(同範士)。三十五年前に道場を開いた当初は県系子弟の弟子が中心だったが、現在ではブラジル人の方が多くなった。
 沖縄生まれの与那嶺さんだが、母親はブラジル二世だという。二十歳で移住し、沖縄空手普及に一生を捧げている。   (深)

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