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在宅介護を教える=9回目終了式=憩の園、高齢者心理など

11月25日(木)

 救済会(左近寿一会長)が九月から憩の園(グアルーリョス市)で実施してきた在宅介護の講習会が二十三日に最終日を迎え、同日終了式が開かれた。九回目になる今回は食事、老人病、高齢者の心理など幅広いテーマを十回に分けて教示した。
 コーディネーターの中川クララさんは「水をがばがば飲む背景には糖尿病が隠されているかもしれないということが分からないで、放置していることも結構あります。基礎的な知識を身に付けてもらいたい」と狙いを説明する。
 受講者は三十二人。多くが同市内、近郊の老人ホームに勤務する職員で、食事や物忘れなど実際に本人が抱えている悩みを持ち寄って、全員で話し合うこともあった。
 左近会長は「皆さんの努力に敬意を示します。ここまでたどり着くのは困難だったでしょうが、これからも継続して介護技術を習得していってほしい」と激励。終了証を手渡した。
 この講習会は二〇〇〇年の下半期に始まった。宮坂国人基金が資金を援助。同市保健局が後援し、「高齢者プログラム」に所属する看護婦、社会福祉士、栄養士などを講師とし派遣している。
 式には、保健局を代表してアイデー・バレット・アギアール・ダ・シルバさん(看護婦)が出席。また、同基金の伝田耕平氏の祝辞が代読された。

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