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サンタクルース病院横田理事長=読者の質問に回答

12月4日(土)

 先月十一日の本紙の読書欄「ぷらっさ」に掲載された古里賀信男さんの『横田パウロ氏に質問』の投書にたいして、サンタクルース慈善日伯協会の横田パウロ理事長は、本紙に以下のような回答を送付した。
 古里さんの主な質問内容は「サンタクルース病院とプラザッキ健康プラン社(PLANO DE SAUDE SANTA CRUZ)の関係」と「最近、住所や受付方法が変更したのに何の広報もない」という二点。それにたいして横田理事長は次のように説明した。
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 サンタクルース病院の運営母体であるサンタクルース慈善日伯協会が、同時に健康保険会社であるプラザッキを運営している。同慈善協会の博愛精神に基づいた運営を心がけるプラザッキ社は、利益追従を最優先しておらず、他の健康保険プランで加入が困難な高齢者や難病患者も受け入れている。
 しかし、前記の患者達にかかる経費に経営が圧迫されていることもあって、毎月大きな赤字を計上している。その打開策として、今までの検査予約のやり方の一部を変更した。また住所変更は、診療所手続きや診察予約にかかる経費節減のために行なわれた。
 プラザッキ社は、日本病院を建設した同仁会の博愛精神を引き継いでいる健康保険プランであり、ブラジル日系コミュニティに高度な医療技術や施設の提供を続けているので、安心して下さい。

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