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聖総領事表彰受ける=下援協事務局長 福祉一筋35年

12月24日(金)

 サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)に三十五年間勤め上げ、福祉一筋に貢献した山下忠男事務局長(70、京都府)が二十二日午後、サンパウロ総領事館で石田仁宏総領事から総領事表彰を受けた。
 当日は和井援協会長、酒井精一援協副会長、上原幸啓文協会長、中沢宏一県連会長、具志堅茂信事務局次長など多数の友人や知人が駆けつけ祝福した。
 山下さんは「いつのまにか三十五年が過ぎた。他のことは何も出来ない私ですが、福祉一筋でやってこられて幸せ。事務局長の仕事は、縁の下の力持ちとして目立たないようにやることが、私の役目だったが、今日は、石田総領事からじきじきに表彰頂いて身に余る光栄」とあいさつ。
 「お金持ちにはなれなかったが、援協で働いたお陰で、子供四人を育てることができた。孫まで入れていまでは二十人のファミリー。えらい財産を作ったものです」
 乾杯の音頭を取った和井会長は「とにかく温厚な山下君のことを話したら、何時間かかるかわからない。三十五年間お疲れさまでした。しばらく充電して、今後も援協の力になってほしい」と語った。

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