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東西南北

1月7日(金)

 空軍機で送迎されアウヴォラーダ宮で宿泊する観光ツアーを首都ブラジリアの旅行社が二〇〇四年七月に実施した。ツアーには大統領別邸でシュラスコを御馳走になり、パラノア湖を遊覧、ペレーにも会えるプログラムが組まれた。早速、ルーラ大統領の末子ルイス君(19)が友人十四人を引率して参加。十五日間にわたった一行の豪遊は、その経費が全て国庫から支払われたことが判明した。
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 サンパウロ市ジャルジン区の商店を荒らし回っていた十一人が五日、逮捕された。巡回中の軍警がスポーツ用品店でスニーカーを盗もうとした若者二人を発見。二人は店外へ逃げ、テンプラ車で逃走した。同車の後には、見張りをしていた共犯の男四人の乗ったオメガ車が続いた。軍警は車を追跡、ドミンゴス・デ・モラエス通りで駐車中の両車を発見、十一人を逮捕した。全員若く、うち四人は未成年。
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 サンパウロ州北部沿岸地方イーリャ・ベーラの目抜き通りにある民宿で五日深夜、ドイツ人の主人が胸を撃たれて殺害された。宿泊客の証言によると、「こいつは俺を殺すつもりだ」という叫び声の後、銃声と誰かが走り去る音が聞こえたという。警察は強盗殺人事件とみて捜査を開始、すでに犯人の目星をつけたと話している。島では過去五年間に殺人事件が年四件を超えたことがなく、今回の事件に島民は衝撃を受けている。
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 インド洋大津波の影響とみられる潮位の上昇が、リオデジャネイロ州とサンタ・カタリーナ州の沿岸で確認された。十二月二十六日午後九時から四十五分間にわたり、潮位は最高で三〇センチ上昇。一九五〇年に観測が始まって以来、初めての現象だという。他州の観測所でも潮位上昇の確認を急いでいる。

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