ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

2006年9月5日付け

 ポルト・アレグレ市のトンネル銀行強盗未遂事件の関連捜査として連邦警察は二日、PCCの資産、書類、銃器や麻薬を押収するためサンパウロ州に捜査員一〇〇人を投入、ペルイーベ市の農場で、フォルタレーザ市の中銀支店から盗まれた五〇レアル紙幣約四五万レアル分を発見した。また三日には、同じく同支店から盗まれ、トカンチンス州ピウン市にある農場の農園主の家の床下に埋められていた、一九万六六〇〇レアルが発見された。
     ◎
 Ibpoeが八月二十九日から三十一日にかけて実施した大統領選予想調査で、一次投票でルーラ候補の支持率が四八%、アウキミン候補は二五%と判明。ルーラ候補が当選を決める可能性があるが、二十三日の前回調査と比べると両者の差は二七から二三ポイントへ、四ポイント縮まった。決選投票では五一%対三六%と差は一五ポイント、前回の二二ポイントから七ポイントの縮小。
     ◎
 サンパウロ州から連邦下院議員に立候補している四人に一人以上(七十人中十七人)が、裏金受領や救急車汚職に関与した疑いで、議会調査委員会や最高裁の調査対象に。
     ◎
 リオデジャネイロ市ラゴーア区の路上で三日早朝、十八歳の少年が運転する乗用車がカーブを曲がりきれずガードレールに接触、さらに街路樹に衝突、大破し、少年三人を含む若者五人が死亡した。スピードの出し過ぎと飲酒運転が原因とみられる。
     ◎
 二〇〇三年九月にサンパウロ州オザスコ市の刑務所から逃亡していたチリ人の誘拐犯が一日未明、サンパウロ市南部のファベーラで匿名の告発を受けた警察に再拘束された。逃亡後も五件の誘拐事件に関与していたという。

image_print