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東西南北

ニッケイ新聞 2008年11月4日付け

 フィナ―ドスには、土曜日とあわせて少なくとも二〇〇万人が墓参というサンパウロ州。天候不順で菊の花が不足した所もあったとか。サンパウロ州では、三月二十九日に死亡したイザベラちゃんや、十月に起きた人質事件で死亡したエロアーさんの墓地にも大勢の人。また、F1の観戦とともにアイルトン・セナの墓を訪れた外国人も。F1ではブラジルのマッサ選手が優勝したが、年間の総合優勝はわずか1ポイント差で英国のハミルトン選手に。なお、ハミルトン選手は、初の黒人チャンピオンで二三歳での年間優勝は最年少。
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 ソニーのノート型パソコン用バッテリーに加熱の恐れがあり、リコール。HP、東芝、Dell各社のノート型パソコン使用分で、二〇〇四年十一月~二〇〇六年六月製造の製品に組み込まれているという。販売店と連絡をとり、バッテリー交換不要と確認するまではアダプターで使用する方が安全とのアドバイスも。ブラジルでも販売されているソニーのVAIOには使用されていない。
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 サンパウロ州道の競売入札で通行料金が安くなると喜んだのも束の間、二日付けフォーリャ紙などが、料金所が増え、現状維持か現行の数倍の通行料徴収になるとの報道。糠喜びさせてと思うとともに、抜け道を提供して稼ぐ農場主とかも出て来るだろうなとも。ジェイチーニョの国の人々の逞しさがこんな所にも…。
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 キューバ訪問中に、ラウル国家評議員議長と並んだルーラ大統領。記者団に少し下がってと求めるラウル氏の左腕で肘鉄を食らった形となった大統領と、その額を撫でるラウル氏。ラウル氏は記者の躾がなってないと文句を言ったというが、思わず笑える連続写真掲載は一日のエスタード紙。

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