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危機管理の専門家が来伯し講演会=安全対策、実演形式も=21日、広く来場呼びかけ=聖総領事館

1月13日(木)

 サンパウロ在住の邦人の治安対策に役立ててもらおうと、サンパウロ総領事館は二十、二十一の両日、「海外邦人安全対策ワークショップ」を開催する。海外企業の危機管理などの専門家を日本から招聘し、実際に日本人学校や邦人企業を回ってセキュリティー対策などを点検。「プロの目」で具体的なアドヴァイスをする。また、電撃誘拐や住居に侵入しての強盗・窃盗など在住邦人なら誰もが被る危険がある犯罪対策をテーマに二十一日、講演会が行われる。講師は元警視庁警察官で、世界の治安情勢に詳しい危機管理コンサルティングの佐々木泰幸氏。サンパウロ総領事館では「具体的で実践的な対策が話されます。ぜひ、広く皆様に来場した頂きたい」と呼掛ける。

 今回のワークショップは外務省が主催するもので、サンパウロとリオ・デ・ジャネイロ、ペルーのリマの三箇所で開催。サンパウロでは商工会議所環境安全対策委員会の協力を得た。
 二十日にはカンポ・リンポの日本人学校と邦人企業二社を佐々木氏や邦人保護を担当する大熊博文領事らが訪問し、▽建物全体の警備状況▽人の出入りはどうなっているか▽どのような警備機器が揃うか――などを点検。不足や欠点についてその場で佐々木氏が指摘するほか、後日点検結果について商工会議所、もしくは総領事館が実施しているメールサービスで公表するという。
 今回のワークショップで目玉となるのが二十一日に一般も対象として行われる講演会。総領事館三階多目的ホールを会場に、警視庁時代に在外公館勤務も経験し、海外の治安情勢などに精通する佐々木氏が様々な経験や資料に基づき、治安対策について話す。
 特に銃器を使っての強盗やカージャック、サンパウロでも頻発する電撃誘拐、住居への強盗・窃盗など邦人に関係するテーマが中心となる。また、世界的にテロの危険が高まっている現状を受け、爆弾テロや銃撃テロなどについても言及する予定だ。
 大熊領事は「一方的な講演に留めず、実演形式による模擬演習など皆様に興味を持ってもらえる形式で進める」と強調。企業関係者だけでなく、広く来場者を募っている。
 講演は全て日本語で行われ、参加は無料。会場設置の関係上、希望者は十九日までに電話またはメール(cgjseg@arcstar.com.br)で連絡すること。ただし、当日参加も可能。問合せは総領事館大熊領事(11・3254・0100)まで。

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