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邦人、窃盗に遭う レプブリカ広場で=聖総領事館が注意喚起

2月19日(土)

 サンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)は十七日、サンパウロ安全対策情報(被害速報)を発表した。十二日午後八時半ごろ同市内のレプブリカ広場付近で、四十歳代の日本人男性を被害者とする窃盗事件があったとして、在住邦人に注意を呼びかけている。
 この男性は同広場で開かれていた露天市を見学し、歩行者専用道路バロン・デ・イタペチニンガ街を歩いていたところ、背後から押され、肩に掛けていたバッグをひっぱられた。その勢いでバッグのひも部分が破損。デジタルカメラなどが入った荷物を持ち去られた。けがはなかった。事件当時、付近は人通りが多く目撃者もいたが、男性によると、だれも何もしてくれなかったという。
 「同広場の露天市は混雑することから、ひったくり、すりなどの犯罪が多発している」ため、同総領事館では防犯対策を教示。服装・所持品に気を配る▽地図を広げるなど旅行者と思われるような行動を取らない▽ひったくりに抵抗して拳銃で撃たれたケースもあるので、被害にあった場合には絶対に抵抗しないーーなどとしている。

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