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井上祐見さん南米ツアー=今年はトメアスーでも

ニッケイ新聞 2009年8月14日付け

 コロニアが育てた演歌歌手、井上祐見さんが今年もブラジルに〃帰って〃くる。
 移民の心情を歌ったオリジナル曲「ソウ・ジャポネーザ」を始め、移民百周年の二〇〇八年は新曲「オブリガーダ笠戸丸」を南米公演十周年記念ショーで披露した井上さん。デビューの年から始めた南米ツアーは、今年十一年目を迎えた。
 井上さんは十四日に着聖。十五日の援協福祉センター落成式を皮切りに、十六日はカンポス桜祭りに出演。二十日には南大河州ポルト・アレグレ市で、昨年同州が制定した「日本民族の日」に合わせて公演する。
 今年はまた、アマゾン移民八十周年の一環として、パラー州トメアスーでも公演を行う。サンパウロ市に戻ってからは、三十日に北海道人移住九十周年式典、九月にはグァタパラやラーモス移住地での交流会や公演を行い、十日に帰国する予定。

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