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文協=「百周年案はご破算」=谷さん 選挙公約を発表

3月12日(土)

 ブラジル日本文化協会の会長を目指して四日に選挙事務所開きをした戦後移民の実業家、谷広海さん(65、宮崎県)は十一日、マニフェスト(選挙公約)を発表した。「細かいことは、みんなで話あって決めましょう。とにかく、みんなに基本線を分ってほしい」と語った。
 (1)百周年レオポルジーナ案はご破算にする。祭典協会は、いつの間にか文協と別組織。コロニアの合意支持を得ていない。百年祭は文協が中心になって行い、建物などができたら文協の財産とし、家賃や管理費を支払うという過ちは避けたい。
 (2)百年祭は、移民の最後のまつり、明るい将来を目指す。先駆者、ブラジル、日本への感謝と、そして歴史を刻み、さらにブラジルと日本の交流を深める。
 (3)リベルダーデは日本移民のふるさと、ともに生き、活性化を図る。
 (4)人づくり教育こそコロニアの使命、日系子弟の教育に重点をおく。その具体例の一つとして、日伯学園大学(仮称)の再検討を始める。
 (5)地方文協、日本との連帯をダイナミックに進め、コロニアの中心代表として再生する。
 (6)明るく前向きで、開かれたコロニアの文協を目指す。
 詳細は同選挙事務所(11・3271・7735)まで。

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