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谷氏優勢の様相も=シャッパ締切=上原陣営にあせり?

4月6日(水)

 現会員約三千百人のうち、約千人が幽霊会員で選挙権はない。二千人の有権者中、五百人を越える谷派支持者がおり、谷氏優勢の見方が強くなってきた。
 現執行部を擁立する立場を明らかにした最高審議会は、谷陣営による一連の選挙活動を批判する内容をシャッパ二日前の段階になって公表。
 谷氏はこれに対し、「自分は天に恥ずることはしていないし、時代と共に会も変わらなければ」と揶揄しながらも、(自分が会長になれば)シャッパ選挙システムを変えていく考えも示した。
 現執行部側の立場にいる人物から、本紙二日付け七面の記事について、「最高審議会が谷氏の選挙活動を批判していることに触れていないのは偏向的だ」との電話があったことからも、現執行部側のあせりが感じられる。
 また、消息筋によると、「現執行部が新会員の取り扱いについて、臨時総会を設けて、再考する考えがあるようだ」
 シャッパ提出は本日(六日)の午後五時半まで。事務局はシャッパに連名されている人物が会員であるか、会費未納がないか、複数シャッパに名を連ねていないかなどを確認。七日の午後七時から、選挙管理委員会(原田清会長)が召集され、シャッパの承認を行う。八日から、文協エレベーター脇の掲示板に公示される。

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