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一生懸命続けて20年=池坊ラ米橘支部祝う

4月29日(金)

 池坊華道会(池坊専永宗匠)のラテンアメリカ橘支部(田中エミーリャ支部長)二十周年を記念して花展が、二十六日午後八時半から開かれた。会場は、サンパウロ州議会百七十周年を記念して同議会サロン。
 初めにロメオ・トゥーマ上院議員、石田仁宏総領事、専永宗匠、田中支部長、上原幸啓文協会長、エリソン・トンプテン・デ・リマ・ブラジル生け花協会副会長、フレイ・アレシオ日伯司牧協会会長らが紹介され、それぞれ挨拶をした。その後日伯両国国歌と「池坊の歌」を斉唱。
 宗匠から田中支部長に二十周年記念の盾を、田中支部長からアレシオ日伯司牧協会会長へ墨絵が贈られた。また、小島康一氏、初村玉枝氏には功労賞が渡された。
 宗匠は整然と並べられた生徒たちの作品を見て、「凄いですね。日本よりは、やはり少し劣ると思っていたけどそんなことはなく、上手です」と賞賛。
 田中支部長は「一生懸命続けて日伯交流に貢献できてよかった。伝統的な生け花のよさを少しでも伝えられていると思う」と話した。

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