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東西南北

6月1日(水)

 ルーラ大統領の訪日は、大騒ぎする程の成果がなかったようだ。総額六一億ドルの成約というが、大半は約束程度。大統領の主催した焼肉パーティも、ブラジル産牛肉の輸入許可には効果がなかった。日本政府は、ブラジルが八〇年代のモラトリアム宣言を行った状態にあると思っているらしい。グシケン広報長官の欠席も響いたという。
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 農産物価格の三・四二%下落により、四月に〇・八六%だったIGP―M(総合市場物価指数)が、五月にはマイナス〇・二二%へと予想以上に低下し、デフレ現象が起きている。農産物価格の下落は六年ぶりという。これまで南部の干ばつで卸価格を潜在的に引き上げてきたインフレ圧力が、終焉したという見方もある。その他コモディテイも、軒並み弱気含みにある。
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 ブラジルサッカー連合(CBF)は三十日、ロナウド選手を〇六年W杯南米予選パラグアイ、アルゼンチン戦に出場させないことを決定。同選手は休暇をめぐり、パレイラ・ブラジル代表監督と対立していた。
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 ブラジル陸軍は二十八日と二十九日にパラグアイ、ボリビア国境付近で四千五百人を出動させて麻薬摘発作戦を展開、十トンに上る麻薬を押収、数人を拘束した。
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 二十九日に聖市で実施された第九回ゲイパレードで、参加者のほぼ半数(四六%)が異性愛者だったことが、ダッタフォーリャの調査で判明した。同性愛者は四二%、両性愛者は一一%、性転換者は一%で、男女別では男性は同性愛者が五四%と半数を超えたが、女性は二五%と六六%が異性愛者だった。異性愛者の多くが小さな子供を連れた家族連れで、異性愛者の参加が多かったのは、性の多様性を社会が広く受け入れるようになった証しとパレード主催者は評価。

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