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援協「デイケア」充実へ――サウーデ区内の民家1軒を活用――独居老人を対象に=年内開所=「参加」を広く募る

6月15日(水)

 サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)は、聖市リベルダーデ区で実施しているデイケアをサウーデ区内の民家に移す方向で検討に入った。日系老姉妹が住居を寄贈する代わりに、老人ホームに入居するという契約を交わしており、この二人が近々施設に移ることになったことを受けたもの。サウーデ区近くに居住する一人暮らしのお年寄りにも参加を促す。
 援協のデイケアは、独居老人を対象にしたもの。昨年十月にスタート、参加者が着実に伸びてきている。現在地は調理室の機能が不十分で、昼食や間食を満足に給仕することが出来ない。
 具志堅茂信事務局長は「これで本格的に、活動出来るようになります」と声を弾ませる。福祉士、ボランティアの充実も図っていく考えだ。
 場所は地下鉄サウーデ駅から、約一キロ。送迎の有無などについて、これから検討する。「往復二キロを歩くことで、健康増進につながるのでは」との声も。
 住居は二階建て。この姉妹は、かつて裁縫教室を開いて生計を立てていた。高齢な上、ほかに頼れる身寄りもいないことから、数年前、援協に寄贈を打診。その代わりに、老人ホームで面倒をみせてほしいと希望していた。
 壁を取り除いて多目的サロンをつくったり、トイレ数を増やすなどの改修を行い、年内の開所を目指す。資金集めのため、焼きそば・お好み焼き祭り、各種バザーを企画することも可能だ。
 サウーデ界隈にも、日系人口は多い。具志堅事務局長は「独居老人や、子供や孫が昼間に出掛けて一人きりになる人にも、参加を募っていきたい」と話している。

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