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6月21日(火)

 六月十八日は日本移民の日―。ある戦後移民は、同日に会合を予定、記者の言葉で気が付いた。ある文協会長は、お祭りを予定し、数日前に思い出したが、後の祭り。「入場者が少ない」と悔やむことしきり。イビラプエラ慰霊碑前の法要では、中沢会長、丸橋代理首席領事が、間違い原稿を丸読み、笠戸丸移民の数を七九一人としくじった。十年一昔なら、百年は大昔だろうが、先駆移民も草葉の陰で泣いている。
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 客家センターで開かれている台湾・日系コロニア合同の書道展覧会。台湾側の一人は「両国とも漢字を使うので、だいたい意味が分かるでしょう」と友好関係を強調。今後の継続開催も、視野に入っているそう。その先には韓国系、中国系への参加呼びかけも期待される。台湾側にすれば、中台関係がちょっと微妙。ただ、子弟間の婚姻が結構増えてきているらしく、世代が交代すれば相互理解が進むかも。
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 カラオケセミナーが七月七日、リベルダーデの東洋文化会館である。講師はリベルダーデ文化福祉協会(ACAL)の蛯原忠男さん。初めての試みとなるこの企画。「どんどん疑問を出してもらうつもり。他人の悩みを共有することによって視野が広がるはず。個別指導では得られない貴重な機会」。八月十三、十四日にはACAL主催のカラオケ大会を控えており、参加を呼びかける。UPCAの基準でエスペシャルからスターが対象。申し込みは二十一日まで。定員百五十人。開催時間は午後七時半~同十時。申し込み問い合わせ電話11・3208・5090。

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