ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

6月23日(木)

 ローセフ新官房長官の就任式に臨んでルーラ大統領は二十一日、汚職を抑えるだけの人徳と倫理を備えた人物が、ブラジルにはいないのかと慨嘆した。汚職告発が最近かまびすしいが、立件できない憶測程度のものだと声を上げた。そして今回の騒動は、まだ次期大統領選への候補を表明していないのに、再選阻止へ向けた野党の人心撹乱作戦だとした。
     ◎
 政府の技術向上促進政策にもかかわらず、工業の技術開発投資が減少しているとブラジル地理統計院が発表した。OECD(経済開発協力機構)ライバル諸国の中で、ブラジル企業の同投資は三分の一に過ぎないという。ブラジル企業が技術革新に投資するのは、年商の〇・六%。日本や米国などの先進国は年商の一・八%を投じている。
     ◎
 二十一日午前三時ごろ、パウリスタ大通りに少年が鞍もつけずに乗った馬四頭が出現。その時通りがかり、不審に思った馬の販売業者が警察に通報、四人は補導された。十三、十五、十六歳の少年らは、サンパウロ市カンポリンポ区で馬をみつけ、六十キロ離れたイタイン・パウリスタ区の自宅まで連れ帰り、育てた後に売るつもりだったと話した。馬の持ち主は同日夜時点で不明。
     ◎
 カンニングをしようとする少女に解答用紙をみせる少年―。フォルクスワーゲンのCMの一場面だが、カンニングを助長すると教育関係者らはカンカン。暴力やセックスなど、ひどいテレビ番組は他にまだあり、同CMは問題なしと心理学者。子供らは試験中でなく、カンニングを勧めてはいないとフォルクスワーゲン。
     ◎
 冬が始まった二十一日、中部から南部地方にかけて気温が低下。パラナ以南の州では氷点下を観測、降霜も見られた。二十四日まで寒さは続くとの予報。

image_print

こちらの記事もどうぞ