ホーム | 日系社会ニュース | ――好成績、世界ジュニア相撲選手権――=全員非日系の伯国選手団=親が望む「プロになって欲しい」=実力、世界の上位に定着

――好成績、世界ジュニア相撲選手権――=全員非日系の伯国選手団=親が望む「プロになって欲しい」=実力、世界の上位に定着

7月7日(木)

 第六回世界ジュニア相撲選手権大会(三日、東京両国国技館)にブラジルから出場したレネー・ダ・シウヴァ・クレスポ・Jrさん(18、リオ・グランデ・ド・スル)、プリーニオ・セザール・デ・ブロンゼ・モウラさん(17、パラー)、ルイス・エドゥアルド・ロペス・ド・カルモさん(16、パウリスタ)の三選手と向井一喜監督が、五日午前に凱旋帰国した。レネー選手が無差別級で銀、ルイス選手が重量級で銅メダルを獲得。また、団体戦では銅メダルを手にした。同大会には二十三カ国、約七十五人が参加した。
 この日は、関係者約十五人が「歓迎」と書かれた横断幕を持ち、選手たちを出迎えた。赤木政敏ブラジル相撲連盟会長は「日本でいい成績とってくれて嬉しい。この二、三年ブラジルはずっと成績がいい」と笑顔で話し、選手たちと握手を交わした。
 今回でブラジル代表二度目の監督を務めた向井さんは「みんないいところまでいった。けど、やはり日本の選手には適わない。練習量が違う」と話し、「選手たちは日本食に慣れてないから食に困った」と苦笑した。
 「日本の選手は腰が低くて歯が立たなかった」と振り返るのは中量級に出場したプリーニオ選手。ルイス選手も「これからもっと練習しないとだめだとわかった」と課題を述べた。空港まで訪れた母のパトリシアさんは「日本に行くことはルイスの昔からの夢だった。家族みんなで息子の健闘を喜んでいます。将来は日本でプロになって欲しい」と喜びを表した。
 「決勝戦で日本の選手と対戦した。負けたけど力は互角だったと思う。でも興奮してしまってそれがマイナスに働いてしまった」と話すレネー選手。父は九回も世界相撲選手権大会出場経験を持っている。その度に父が訪日していたため、幼い頃から日本を身近に感じていた。その分、日本が好きになり日本食にも困らなかったそう。これからは「もっと練習する。ずっと相撲を続けて後輩の指導にも当たりたい」と抱負を語った。
 結果は左記の通り。
▽団体戦
一位日本、二位グルジア、三位ブラジル、トンガ
▽個人戦(軽量級)
一位日本、二位モンゴル、三位モルドバ、ブルガリア
▽中量級
一位日本、二位ブルガリア、三位ドイツ、トンガ
▽重量級
一位日本、二位グルジア、三位ブラジル、エジプト
▽無差別級
一位日本、二位ブラジル、三位グルジア、エジプト

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