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大耳小耳

2005年7月27日(水)

 老人憲章の制定などで行政による老人ホームへの規制が厳しくなっており、衛生状況や手すりなどの設備について多くの注文がつけられるようになった。スザノ・イッペランジャホームは〇一年に新築なった。このほどようやく、市から正式な営業許可が下りた。同市では最近、ある老人ホームが閉鎖を命じられた。日系人が一人入居しており、市はイッペランジャホームに移ることを勧めている。だが家族が入居費の支払いを渋っており、市は裁判所への告発も考えているとか。
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 米国カリフォルニア州の和太鼓チームは、七〇年代の初め三つだったものが、三十数年間で二百以上に増えたという。ブラジルの現在の普及の勢いからいうと、もっと短い年月でこの数字をしのぎそうだ。米国の場合、それぞれのチームが「和洋折衷」の独自のスタイルを生み出したといわれるが、ブラジル人のことだから、やはり自然に「和伯折衷」ができあがるだろう。ロスの全米日系人博物館が、和太鼓の歴史展を開催中。初期の古いワイン樽でつくった太鼓も展示されている。
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 本当のコシユックイ祭は三日がかり、と字人会相談役の高良正一さんはいう。最初の日は班(四十七~六十家族ぐらいで構成)ごとに演芸を披露しあい、二日目には村全体でやり、三日目は再び班に戻って「慰労会」を兼ねて行うという。この日のために数カ月もかけて出し物を練習するほどの熱の入れようだという。たんなる親睦だけでなく、青年教育の機会でもあったとか。忙しい現代人には三日はムリだろうが、貴重な祭りだ。

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