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東西南北

2005年7月30日(土)

 カノーアス市では演説後に拍手喝采を受けたルーラ大統領だったが、滞在したポルトアレグレ市のホテル正面玄関前では二十八日朝、左翼政党党員や学生など約五十人が卵を投げつけて汚職に対する抗議行動を展開、軍警と衝突し四人が逮捕された。大統領は建物横から車で出て騒ぎは見なかった。またリオデジャネイロ市でも同日、スト中の公務員ら百人が国立図書館前でタイヤを燃やすなどして、裏金疑惑の解明と労働条件の改善を求めた。
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 サンパウロ市の交差点百八十カ所で三千人の児童が働き、年間四〇〇〇万レアルを稼いでいる。サンパウロ市社会福祉課は児童の補導を計画中。児童は一日平均三十レアル、一カ月で約千レアル稼ぐが、本人に渡されるのは一〇〇レアル。大部分は、児童を食い物にする親分が取り上げる。最も儲かるのは軽業、次がカポエイラ。児童は小さいほどよく稼ぐという。
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 少女への暴行事件が続くこの頃だが、サンパウロ市北部ピリトゥーバ区で二十七日、十二歳の少女を暴行しようとした男(36)が近所の人の袋叩きにあった。二十八日には中央区で十五歳の少女が売春容疑で補導された。
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 一等賞金が四四三〇万レアルに達していたメガセナの当選者が、二十七日にサンパウロ州グアラチンゲター市で出た。連邦経済金庫(CEF)によると、二十六人からなるグループが一人三〇〇レアルずつ出し合い、五千二百回賭けて的中させたという。税引き後山分けすると賞金は一人当たり一五〇万レアル、ポウパンサ預金で利息は月一万二〇〇〇レアル。昨年十月にも同じロッテリカでメガセナの当選者が出て、賞金一一〇〇万レアルを獲得している。

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