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中南米老ク連が総会=「書面交流」充実申し合わせ

2005年8月10日(水)

 ブラジル日系老人クラブ連合会(重岡康人会長)は八日、アルジャー市の原沢和夫元援協会長の別荘、シャカラ・アザレイアで、同会創立三十周年を祝福するために来伯した来賓十人の歓迎会を行った。約五十人が参加し、親睦を深めた。合わせて、中南米老人クラブ連合会の第十回定期総会も開催。書面による交流を充実させていくことで、意見がまとまった。
 シャカラ・アザレイアは、沖縄桜がちょうど見ごろで、シャンソン歌手のSORAKOさんや雑誌百歳万歳の植松紀子編集長、永井愛子全国老人クラブ連合会副会長、石田完パラグアイ老人クラブ連合会副会長らは庭園の美しさなどに驚き、記念写真に収めるなどして楽しんだ。
 重岡会長は「原沢さんは、会報『老荘の友』の発刊や会館建設に協力した功労者。老ク連のために、ずいぶん働いてくれた」と原沢さんを紹介。真鍋次郎顧問が乾杯の音頭をとった。
 中南米老人クラブ連合会は八九年に創立された。ここ数年は、ほとんど目立った活動を展開していない。今年度の予算案も事業計画案もない状態だ。書面やそれぞれの会報を送るなどして、交流の再活性化を図っていくことなどを決議した。
 一行は昼食後、荒木克弥の花卉農園を訪れて、帰聖の途についた。

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