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男女有段者集い=全伯剣道選手権=サンパウロ市で16日

2005年10月12日(水)

 第十二回全伯剣道選手権大会が十六日午前八時半から、サンパウロ市ヴァレリオ・デ・カルバーリョ街63のピラチニンガ文化体育協会体育館で開かれる。ブラジル剣道連盟(児島修徳会長)が主催する。
 当日は国内十八支部・男女七十六人が参加して、終日熱戦を繰り広げる。男子個人戦には三段以上の五十一人、女子は二段以上の十六人。五十歳以上の部もあり、九人が出場する。
 児島会長、遠藤敏信副会長は「日系のルーツの一つである剣道を見てほしい」と来場を呼びかける。
 同連盟には、北はベレンから南はポルトアレグレまで、二十三の支部が加盟。剣道人口は約六百人で、正式に登録していない人も含めれば千二百人程度に上ると見られる。
 近年では、デカセギなどの影響により、日系の剣道人口が減少している一方、非日系は増えている。
 八月の役員改選で会長に就任した児島会長は「日系を大事にしつつ、いかに非日系のブラジル人を剣道に呼び込んでいくかが連盟の課題」と語った。
 大会は午後五時ごろまで。

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