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協力券の目標上回る=援協=車など賞品の贈呈式

2005年10月15日(土)

 サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)の協力券リッファの賞品贈呈式が十三日午後二時から、サンパウロ市リベルダーデ区の援協総合診療所前であり、当選者にトヨタ・カローラ・フィールダーやホンダ・オートバイ、パナソニック・テレビなどが渡された。
 リッファは例年通り、二千五百冊(二万五千枚、一枚十レアル)が発行され、ほぼ完売した。一〇%は販売者に還元し、単純計算で二十二万五千レアルの収入が見込まれる。ブラデスコ銀行がリッファを購入しない代わりに、一万二千レアルを寄付するなどした。そのため既に二十三万六千三百十レアルの入金があり、目標額は上回った。
 吉川邦彦特別企画委員長は「トヨタ、ホンダ、パナソニック社のみなさんのおかげで毎年、豪華な賞品をそろえることができます。施設のためになるよう、有益に使いたい」と謝辞を述べた。
 一等のトヨタ・カローラ・フィールダーを当てたのは、壇征雄さん(63)=タツイ=。兄の定則さんがモジ・ダス・クルーゼスの地区委員で、井上茂則理事=タツイ=から購入した。「援協の活動には日ごろから尊敬しています。これからも、協力していきたいと思っています」と顔をほころばせていた。井上理事には副賞として、パナソニック・テレビ(二十九インチ)が贈られた。
 協力企業を代表して、釜口弘取締役が挨拶。「トヨタはよき企業市民として、地域に貢献するのを企業理念としています。今回、リッファの販売が成功したことを喜んでいます」と話した。
 一等当選者以外の当選者は次の通り。二等=上原ジョルジ(45)、三等=平田利幸(74)、四等=上原ジュンコ、五等=桑原ジョアン。敬称略。

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