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星野富弘さんの7曲など=ソーニア合唱団の演奏会

2005年10月26日(水)

 ソーニア合唱団(鈴木典子代表)は三十日午後三時から、ブラジル日本文化協会小講堂で第六回演奏会を行う。
 結成されて十二年目になる同合唱団の人数は約三十人。今回は現代日本の作曲家の作品『花はいろ』『こどものマーチ』や童謡メドレー、『コンドルは飛んでいく』『アズロン』などを合唱する。
 中でも、身体障害者の星野富弘さん(群馬県在住)が口に筆をくわえながら書いた花の詩画集『鈴の鳴る道』からは七曲を披露する。作曲者の杉本滝之さんと同合唱団指揮者の白畑智子さんが従兄弟ということから歌うことになったという。この詩画集をもとにした展示会「花の詩画展」もブラジル各地で開催され、同詩画集のポルトガル語版も出版されている。
 最後には『ドレミの歌』『赤とんぼ』『ふるさと』を来場者と一緒に歌う。
 鈴木代表は「高齢者が多いけど、みんな一生懸命歌っています。ぜひコロニアのみなさんに来ていただきたい。若い人も友達を誘って来て下さい」と呼びかけている。

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