2005年10月28日(金)
第三回世界将棋フォーラム(日本将棋連盟主催)が二十一日から二十三日まで日本で開かれ、期間中に実施された国際トーナメント大会の団体戦で、ブラジル代表は準優勝を飾った。前回(〇二年)の三位から順位を一つ上げ、世界最大の将棋人口を抱えていることを世界各国に印象付けたようだ。
同大会には約二十カ国が参加。世界最大の国際大会と位置付けられている。ブラジル将棋連盟(中田定和会長)は玉城パウロさん(五段)、中野秀敏さん(四段)、中谷輝男さん(二段)の三人を送り込んだ。
ブラジルは惜しくも米国に敗れて、優勝を逃したものの善戦した。三位には、中国が食い込んだ。個人戦には玉城さんが出場したものの、目立った結果は残せなかった。
フォーラムでは講演会なども企画され、ブラジルは将棋連盟の近況も報告したという。中田会長は「二年後の〇七年には、将棋連盟創立六十周年を迎え、日本側にも良いアピールをすることができたと思う」と喜んでいる。