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賑やかパラナ老壮演芸会=和順ホームに芸達者たち

2005年11月5日(土)

 【ロンドリーナ】第二十七回パラナ老壮演芸会(パラナ老人福祉和順会主催)が、去る十月一日午前十時から、マリンガの和順ホーム・ホールで行われた。パラナ各地の支部からの芸達者でホールが埋まった。
 植田真一副実行委員長の開会あいさつで開幕、佐々木陽明理事長(大会長)のあいさつ、来賓の矢野清マリンガ文協会長、上口誠一パラナ文化連合会会長、西森ルイス州議の祝辞のあと、和順会医療理事である山口啓美医師が「食事と健康」と題して講演した。
 内容は(1)牛乳を毎日一杯飲む、(2)肉より魚を食べる、(3)朝は果物、特にミカン類を摂取する、(4)アルモッソ、ジャンタールに野菜類を多く食べる。(5)水分は一日コップ十杯(牛乳、茶などを含めて)。
 そのあと演芸に入った。マリンガの勢至丸太鼓チームによる勇壮な祝い太鼓で幕開け、八十六におよぶ多彩なプログラムが披露された。特に南パラナのパラナグアから参加した落語家や和順ホームの入園者と職員全員出演による歌「川のながれのように」「涙そうそう」は、観衆・聴衆の胸を熱くした。
 最後に、入場者全員によってふるさと」を斉唱。植田憲司大会副委員長の閉会の辞で閉幕。二百二十人の出演者は来年の出演を楽しみにホームをあとにした。(中川芳則通信員)

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