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県連40周年式典=日本祭と一緒に=来年7月、県連

2005年11月19日(土)

 県連(中沢宏一会長)は十一日、宮城県人会館で臨時代表者会議を開催した=写真=。来年のフェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)、県連創立四十周年式典の開催日について話し合われ、記念式典を来年の日本祭り期間中の七月十五日に開催することなどを決定した。
 会議では、執行部が来年の第九回日本祭りの開催期間を二週間の土、日とする案を示し、出席者の意見を求めた。
 執行部は、会場のイミグランテ展示場の使用料金が無料になった場合を前提に、天候リスクの軽減、収入の安定など二週間開催の利点を説明。質疑応答の結果、各県人会が持ち帰って検討し、今月の定例代表者会議であらためて話し合うことになった。
 県連四十周年式典を日本祭り期間中に開催することについて中沢会長は、日本祭りは日伯双方の来賓にブラジル日系の総合的な力を見てもらう機会であると説明。二年前の戦後移住五十周年式典を日本祭り会場で開いたことに触れ、その効果を強調した。
 会長は「フェスチバルの準備で忙しい中ですが、その中で実現できたら」と語り、出席者に理解を求めた。
 今後は、日本祭り開会式の開催日など詳細について、実行委員会を組織して検討していくことになる。
 このほか、来年の日本祭り実行委員長推薦、四十周年式典実効委員会の組織、記念事業などの案件についても今月の代表者会議で話し合うことが決まった。