ホーム | 日系社会ニュース | スザノ日伯学園完成=構想8年=地元が一丸となって

スザノ日伯学園完成=構想8年=地元が一丸となって

2005年12月06日(火)

 九七年から構想が始まったスザノ日伯学園がついに完成、十八日午前十時から、落成式を同校(スザノ市ヂベ・タヌス街535)で挙行する。授業は来月一月末から開始され、すでに一年から六年までの生徒募集を行っている。
 汎スザノ文化体育農事協会(ACEAS)の上野ジョルジ理事長は「有志の寄付や行事などの収益金で建設、ようやく落成式を迎えることができました」と地元が一丸となって学園建設に取り組んだことを報告。
 「ACEASの敷地(九万平米)内にあるプール、野球場なども生徒が利用できます」と施設の充実ぶりを強調する。
 中田和夫副理事長は「掃除や情操教育など日本的な教育方法が特色。将来ブラジルの為になる人材を輩出できれば」と語る。
 当日はACEAS恒例の紅白歌合戦や敬老会なども式典後、引き続いて行われる。昼食はACEAS婦人部が腕によりをかける。
 式典についての問い合わせは電話11・4716・2042(ACEAS)。日伯学園については電話11・4746・3795・(東ルイス)まで。

image_print