ホーム | 日系社会ニュース | 援協が謝恩忘年会=友好病院ボランティア・グループを招いて

援協が謝恩忘年会=友好病院ボランティア・グループを招いて

2005年12月13日(火)

 日伯友好病院ボランティア・グループ(田辺すみこ代表、二十二人)の活動に感謝して、謝恩忘年会が去る六日午前十一時半すぎから、サンパウロ市パルケ・ノーヴォ・ムンド区の同病院で開かれた。
 同ボランティア・グループは、友好病院が開院(一九八八年)する一年前から始動。現在、週に一回リベルダーデ区内の元パチンコ店に集まって、エプロン、ネグリジェ、入浴用の手袋などを縫製している。
 今年は枕カバー・白色シーツ(二千百五十四点)を始め、心臓科検査用白布(千百四十七点)、コーヒーのフィルター紙・布巾(九百一点)など計五千七百四十八点を贈った。
 挨拶に立った和井武一経営審議会会長(援協名誉会長)は「みなさんがシーツなどを縫ってくれるおかげで、清潔な衣類を提供することができ経営的に助かります」と謝辞を述べた。
 ボランティア・グループを代表して、田辺さんが「お招きありがとうございます。ボランティアにはNHKドラマに出てくるような、辛い体験をしてこられた人も多い。皆、誇りを持って奉仕活動をしている」と話していた。

image_print