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中島宏著『クリスト・レイ』第26話

 ただそれは、この時代よりも、もう少し遡った頃の話で、開拓されて間もない頃の、いわば最盛期ともいえる時代のことであった。月日の移ろいと共にその後、土地の疲弊が強まっていくにつれて、この地方の農業の勢いも目に見えて低下していった。  それでも、この一九三〇年代ではまだなんとか地力が保たれ、普通の水準でのコーヒー園が営まれていた。こ ...

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中島宏著『クリスト・レイ』第25話

 なぜ、そのようなことが可能になったのか。そこにまた、新しい疑問がわいてくる。彼は、特に宗教に興味を持って、それを探求するというようなタイプではないが、しかし、このように日本とキリスト教との関わりを聞かされると、その辺りをさらに知りたいという心境になってくる。彼にとっては、日本人そのものが一種、神秘的な存在でもあり、そういう人々 ...

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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(18)=知らされなかった防疫策

コーヒーの花が咲く中で着飾って記念撮影する日本人家族(『在伯同胞活動実況写真帳』1938年、竹下写真館 高知県古市町)

 第7回で紹介した、鈴木南樹が笠戸丸以前の体験談を書いた『伯国日本移民の草分』(http://www.brasiliminbunko.com.br/Obras/143.pdf)には、実は次のような続きがある。  ブラスの移民収容所の上司ビートはしたり顔で、《マレタ(マラリア)は早いうちであれば、注射の五、六回もすれば大方治ってし ...

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美食やゼカ・カマルゴ講演=ジャパンハウスオンライン

27日に公開された和菓子動画中、サンペイさんが和菓子について紹介しているところ

 サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)がオンライン上で様々な視点から日本文化を紹介する企画「#JHSPONLINE」の8月7日までの日程が発表されている。  食文化では7月28日からユーチューブ上で公開中の「和菓子」ビデオには、ヴィラ・マリアーナ区のNaNaYaオーナー、クリスチアーネ・ ...

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《ブラジル》高級料理運ぶアプリ配達員=自分は道端で冷えた弁当

 iフード、Rappi、ウーバー・イーツなどのアプリ配達員によるスト「ブレケードス・アプス」が1日に行なわれ、賃上げとコロナウイルス感染防止対策を求めてサンパウロ市内で約1千人が7時間に及ぶストを行った。その後アプリ配達員への労働環境改善が見られたかをフォーリャ紙が23日付で報じた。  男性(38)は「昼食をとるのも難しい」とア ...

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特別寄稿=メキシコ革命に参じた日本人移民=300人が革命軍に「就職」=メキシコ在住  荻野正藏

革命はじまる 【無料朝刊サービス登録】PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!  革命は男の夢を掻き立てるものです。革命という言葉を聞いただけで、昔 ...

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JICA横浜=海外移住資料館が新企画展開始=くまモンと学ぼう!熊本移民史

イベント広告画像

 JICA横浜海外移住資料館は21日より営業を再開し、10月25日まで「くまモンと学ぼう! 熊本移民の歴史を活躍―こぎゃんすごか、わさもんと肥後もっこす―」を開催している。本イベントは、広島、沖縄の次に移民送出数の多い熊本県の移民史を紹介する企画展だ。  同イベントでは、ブラジル第一回移民船「笠戸丸」に総監督として乗船し移住した ...

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《記者コラム》ブラジルで「伝統」になった米国南部連合の旗

「虐げられた人々」が集まるブラジルの不思議 【無料朝刊サービス登録】PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!  世界中からアメリカに移住したい人は多 ...

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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(11)=何万匹の虫にたかられる生活

沼田信一さん

 「信ちゃん」こと沼田信一さんは、1933年7月にありぞな丸で来伯し、サンパウロ州セッテ・バーラス植民地に入植、翌年5月にパラナ州ロンドリーナ市郊外に移転し、同市入植の草分けとして一貫して農業に携わってきた有名人だ。  パラナ日伯文化連合会相談役も務めるほど人望が厚く、第10部まで発刊された『信ちゃんの昔話』シリーズや『日本人が ...

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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(10)=医療皆無の戦前日本人集団地

モジの日本人農家(『在伯同胞活動実況写真帳』(1938年、竹下写真館 高知県古市町)

 野口英世が米国に戻ってすぐ、同24年に「同仁会」という日本人医師会が組織された。日系医療・福祉団体の始まりだ。  それが中心になって全移民の悲願として日本病院(現サンタクルス病院)の建設計画が1930年代に進められ、今から81年前、1939年4月29日に落成式が行われた。戦前に作られた最初の本格的な日系病院であり、それだけ昔か ...

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