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愛好者の輪広げたい=カラオケ改革派=歌楽互恵協会が来伯へ

2005年12月13日(火)

 歌を楽しみその恵みを互いに分かち合うをモットーに活動し、大会では会員のオリジナル曲を歌うことで知られる全日本歌楽互恵協会の玉井知湖理事長ら一行が来年六月に来伯する。
 同二十五日にジュンジャイ市の日伯文化協会で開かれる「日本―ブラジル親善コンサート」などに参加。約二百人を数える当地支部会員らと交流を深める。
 作・編曲家の池田孝春、マンドリンの南郷達也、ギターの斉藤功、そしてクラウンレコード歌手の八汐亜矢子を迎え、特別ショーを予定。当日は日本からの一般会員と当地会員も参加、自慢ののどを競う。
 「カラオケの改革派」を自認する協会主催のカラオケ大会では会員が創作した詩を基にしたオリジナル曲を歌うのが決まり。課題曲が百ほどあり、当地支部では参加希望者にテープを用意している。
 その歌には、プロが作る流行歌にはない、アマチュアならではの幅広い人生経験が投影され、中には玉井理事長が作曲した「メモリーロード」(移民街道)という歌もある。
 開催まで半年。課題曲を選び練習する期間になる。
 岡田勲支部長は「親善交流はこれで五回目。独自の活動を行なっている協会についてさらに多くの人に知ってもらえれば。愛好者の輪を広げていきたい」と参加を呼びかける。
 師範クラスの歌手の伴奏は「シャープ・アンド・フラットス」が務める。リーダーの橋本哲雄さんは一九六〇年代から岡田さんと活動してきた友人。
 八日、岡田さん、橋本さんと共に、ジュンジャイ日伯協会の名城アウベルト会長、音楽講師の田巻夏枝さん、岡田さんの生徒の栄桂喜さんが案内に来社した。
 出場や課題曲テープなどの問い合わせは電話11・4607・4020(シンゴ・タニ)、あるいは電話11・2578・4833(田巻さん)

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