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心の風景表現して=今年も新俳句大賞=伊藤園が募集

2005年12月23日(金)

 あなただけの「心の風景」を待っています――。日本最大規模の俳句コンテスト「第十七回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」への投句用紙がブラジル日本文化協会にこのたび届き、希望者に配布中だ。来年一月三十一日締め切りで、文協がまとめて応募する。
 季語がなくても、字あまりでもかまわないというのが「新俳句」。同大賞実行委員会では「感じたこと、思ったことを五・七・五のリズムに乗せてのびのびと表現して」と呼びかける。
 幅広い層が参加、前回は三十二カ国から百五十二万超の作品が寄せられた。ブラジルからは百九十句の応募があった。
 同大賞の特徴は三千句の入選作品が選ばれ、緑茶飲料「お~いお茶」のパッケージに印刷されること。
 昨年の最高賞・文部科学大臣奨励賞(賞金五十万)は二十七歳の女性が〈プール開き太ももで水を切りひらく〉で受賞した。
 文協の小川彰夫副会長とともに案内に来社した俳誌「蜂鳥」編集委員の広田ユキさん、池田童夢さんは、「ブラジルからの応募者が受賞したことも三、四年前にある」と話す。
 三氏は「結果は七月頃。入賞したら自分の作品が印刷された商品が送られてくる。気軽に挑戦してみて」と、投句を呼びかける。
 用紙郵送の希望など問い合わせは文協(電話11・3208・1755、担当清水みさ子)。住所はリベルダーデ区サンジョアキン街381。

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