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(8)移民ドラマに光当る

2005年12月28日(水)

 ブラジル日本移民のドラマに光が当った年だった。 映画「ガイジン2」(山崎千津薫監督)と、NHK開局八十周年記念ドラマ「ハルとナツ~届かなかった手紙~」。
 前者は「ガイジン」(一九八〇)の続編。日系女性四世代の人生を軸に約百年にわたる日系ブラジル移民史を壮大なスケールで描いた作品。
 制作費は一千万レアル。完成までに三年を要した。全国百二十の映画館で公開され、グラマード映画祭ではグランプリ、助演女優、音楽の三部門を受賞した。
 後者は昨年ブラジルロケが話題になったNHK開局八十周年記念ドラマ。十月二日から五夜連続で放映され、高視聴率を記録した。
 ドラマは実際のブラジル移民の涙も誘った。文協や老人クラブ連合会で上映会が開かれ、「私たちはもっと苦労した」「ほとんど同じ経験をしている」など、それぞれが入植当時の生活を思い出し、自身の経験と重ね合わせた。
 一方、サンパウロ市の記録映像作家・岡村淳さんが、自作「60年目の東京物語」と「ハルとナツ」の内容に酷似している箇所があると指摘したことが波紋を広げ、日本の週刊誌も取り上げた。

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