東西南北

2006年1月14日（土）

　地下鉄三号線のコリンチアンス・イタケーラからペドロまで全駅の切符売り場を銃撃に備えて防弾ガラスを設置することにした。地下鉄公団保安課の報告によれば、〇五年は月平均二十七回も同線で強奪事件があった。ルース駅で〇三年、試験的に防弾ガラスを設置したところ、そこだけ強奪が皆無になったという。それで事件が多い三号線に、導入することを決定した。費用は四百万レアル。次は一号線に設置する予定となっている。
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　離婚したはずの男性と十二年間同棲した女性が、その期間中の蓄財に対し資産分与の訴訟を起こし、南大河州第七民事裁が全面的に認めた。同棲した男性は七五年、前妻と別居し八七年離婚が正式に認められた。しかし、女性は九二年まで同棲していたという。男性は重婚であった七五年から八七年の十二年間を、一年につき一万レアルを女性へ払う。同様ケースはブラジルに多数あり、軽率な女性に対する警告だと裁判所は忠告する。
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　サンパウロ州ウバトゥーバ市が海洋博物館を竣工し、三百点の海洋生態系の構図を展示する。面積は五百平方メートル、海洋生物保護院が展示物を提供する。小さなプランクトンから鮫の化石、鯨の骨組み一式などがある。博物館の入場料五レアル（十歳以下の子供二・五レアル）は、海洋保全のＮＧＯ活動に使われる。同博物館には文献や資料も保管され、希望者に提示や説明もする。開館時間は、午前十時から午後十時。五歳以下は無料。
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　工事中であったサンパウロ市アヴァニャンダヴァのグルメ通りが十三日、完成し披露目が行われる。同通りはマルチン・フォンテスとマルチニョ・プラードの間にある。全長百四十メートル、出店希望者も募集している。サンパウロ市中心部の並木道に設えたガーデン風のレストランは、市と経営者のアイデアで出会い広場とデザインを設計した。舗道を二・五メートルと広く取り、数々の味自慢の料理店が一同に会する観光名所になるよう期待する。