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日伯友好病院は「優良」=調査対象41部門=査定団体から認定証=特に高く評価された=医師の実力と警備

2006年1月24日(火)

 日伯友好病院(別府オズワルド院長)が、ブラジリアの病院査定団体「Organizacao Nacional de Acreditacao」から優良病院だと認定され、認定証の授与式が二十日午後五時から、サンパウロ市パルケ・ノーヴォ・ムンド区の同病院であった。経営状態や医療設備など四十一部門が調査対象となるもの。同病院は特に、医師の実力や警備が評価された。この日は病院の新年会と重なり、祝賀会は大きく盛り上がった。
 査定団体のルーベンス・ジョゼ・コヴェーリョ氏によれば、国内に六千五百、サンパウロ州に八百の病院が存在している。同団体は、申請のあった病院を様々な角度から審査。患者にも取材して、優良病院か否かを決める。二年ごとに更新手続きが必要になる。
 優良病院にもレベル1~3(3が最高)まであり、友好病院はレベル1に入った。「すべての部門で、基準をクリアしなければ、認定してもらえないので、厳しいものなのです」と病院関係者。四十一部門のうち、レベル1が十四、レベル2が二十四、レベル3が三だった。
 因みにサンパウロ市内の病院で、レベル3(総合評価)にランク付けされたのは、ドイツ系のオズワルド・クルース病院だ。
 友好病院は、大久保拓司氏の院長時代から手続きをスタート。二年半かかって昨年十二月に通知を受け取り、同氏は有終の美を飾ることができた。
 式で、別府院長は「病院の質が認められたという意味で、今日は重要な日です。大久保前院長のもと職員が一丸になって、働いてきた成果。これからも、上を目指して努力していきたい」と語った。
 コヴェーリョ氏は「病院の運営が健全であるということの証。これは誰か一人が献身してなせるものではない。私は友好病院を、保健部門でのエリートと位置付ける」と称え、認定証を別府院長に渡した。
 大久保院長は「二年半前から、いろいろな指導を受けて、院内の改革に努めてきた。それは決して、楽なものではなかった。これからもみんなが心を一つに合わせて、前進を続けてほしい」と声を詰まらせていた。
 式には沖田豊穂領事、石橋隆介JICAサンパウロ支所次長、和井武一援協名誉会長(友好病院経営審議会会長)、酒井清一援協会長など多くの来賓が訪れた。

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