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新社長に加茂氏=ソニー・ブラジル

2006年2月3日(金)

 ソニー・ブラジルの社長交代式が一月二十七日夜、サンパウロ市内ホテルで行われ、新社長の加茂靖氏が就任あいさつした。日系駐在企業代表者を中心に、取引先企業など百数十人が集まった。
 前任の板倉稔氏はすでにソニーエリクソンのラテンアメリカ副社長に就任しており、北米マイアミから駆けつけ、「人数はこちらより少ないが、十八種類のパスポートの人と働いている。新しい闘いの始まりだ」と語った。
 これを報じた伯字紙によれば同社はリオとサンパウロ市に事務所、マナウスのゾーナ・フランカに工場を持ち、従業員は千九百人。昨年三月までの〇五年度会計では約十億七千万レアルを売り上げた。前年度比で四〇%の増加で、このペースをどう維持するかが課題。
 スペイン、パナマ、ベネズエラなどに駐在経験のある加茂社長はスペイン語であいさつし、引継ぎへの強い意欲をしめした。

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