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東西南北

2006年2月10日(金)

 フルラン産業開発相は八日、訪問先のアルジェリアでルーラ大統領が四十日間断酒を続けていることを暴露した。大統領はライトの清涼飲料水しか飲まず、我々もそれにつきあわなきゃと苦笑。またダイエットで十二キロやせたとも述べた。減量と禁酒は大統領選に向けた準備かとの質問には、この長期外遊に耐えるためとお茶を濁した。一方で同日、大統領専用機にバーを設置するため政府が三〇万レアルをつぎこんだ疑いがあると有力紙に報道された。
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 郵便局CPIは、裏帳簿の資金を受け取った政治家百五十六人のリストを作成したとみられる、ドレド元フルナス総裁の喚問を九日にも決定する。広告業者のメンドンサ氏も海外での資金運用について証言するよう同CPIに再喚問される見通し。
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 米国際貿易委員会は八日、伯産オレンジジュースがダンピングされているとして、九・七三%から六〇・九二%の追加関税を今年八月から三年間課すことを決定した。伯外務省はWTOへの提訴も含め対応の検討を開始。同輸出業者らは現在一トン当たり四一八ドルと輸出農産物中、最も高い関税を払っている。
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 ロシアの宇宙船に乗り込むブラジル人宇宙飛行士第一号マルコス・ポンテスさんの宇宙遊泳切符は、両国友好の象徴というが高価なものになりそうだ。政府がマラニョン州アウカンタラに建設予定の宇宙ロケット発射装置の入札を巡って、ロシアへ落札するように仕掛けたものらしい。他にアウカンタラ発射基地をロシアの商業用宇宙ロケット打ち上げ地に指定する交渉も行う予定となっている。ブラジルとラテンアメリカは、ロシアの宇宙戦略に重要な地域と考えているらしい。

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