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大耳小耳

2006年2月14日(火)

 祭典委員会では、〇八年の六月二十一日に予定されている百周年祭典を盛り上げるため、聖火リレーを考えているという。神戸からの聖火をサントスまで運び、サンパウロへ。移民収容所だったブラスの移民記念館で式典も考えているという。しかし、今回の説明会に参加を要請した八団体(それも少ないが)のうち、姿を見せたのは四団体の関係者のみ。百周年を祝う気持ちの灯火を大きくすることが、同委員会の火急を要する仕事といえよう。
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 日本語学校の新学期が始まっている。大手の学校で中国語を学習したいといって、退学していった学生がいたそうだ。中国語クラスの有無についての問い合わせも、何件かあった。職員は「いつもの年は、あまりないことなんですけど」と、職員は明かす。東洋人街で先ごろ行われた春節の行事でも、中国系は存在感を見せつけていた。日系がかすんでしまわなければよいが…。
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 十五日に行われる文協・水曜シネマで、入場者一万人を達成する予定だという。というのも、現在の入場者延べ数が九千七百六十一人なので、「ほぼ間違いない」との関係者の弁。一万人目には記念品が用意されているとか。また、それに合わせて〃皆勤賞〃も考えている。今回の上映作品は『零戦』。

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